荻原規子『薄紅天女』
『空色』『白鳥』と続く勾玉三部作の最終巻。
今回は、更級日記の「たけしば」が下敷きになっているらしい。
更級日記は学校の授業で読んだ程度で、あまり覚えていないのでわからない。
ただ、時代背景のベースになっているのは、更級日記よりも少し後で、アテルイと坂上田村麻呂が戦っていた桓武天皇の時代。
物語を読む分には、まったく気にしなくてよいことだけれど。
しかしわたしは、つい何がベースで、どう物語に取り込まれているのか気になってしまう。
だって、とても巧妙に仕掛けられているのだもの。
(05.09.22 日記より)