川上弘美『神様』

くまに誘われて散歩にいき、ピクニックをする。
河童の恋愛相談にのったり、幽霊と宴会をしたり、人魚を育てたり……
すこし不思議なものたちとの、ほんのりあたたかく、ほんのり切ないふれあいの物語。


 

かつて、谷山浩子主演のラジオドラマ(朗読?)で聴いていたので、
そのときのほわほわした雰囲気が甦ってきた。
淡々として、心地よくて、どこかうら寂しくて、なんか不思議。
なるほど、谷山さんの世界とぴったりリンクするのだなあと思った。

人の神様は人のよう、くまの神様はくまのよう。
ほわほわした真綿のような世界で、ふいにドキリとする一言。

わたしも、くまの神様に少し、祈ってみようかと思うのだった。

(04.08.19 日記より)

 

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