小栗左多里『ダーリンは外国人』
漫画家・小栗左多里と、その旦那様トニー・ラズロの結婚生活を描いたコミックエッセイ。
小栗さんとトニーさんのことは「ダ・ヴィンチ」で気になっていたので、購入。
期せずして、外国人との暮らしを描いた本(※)が続くな。
(※梨木香歩『村田エフェンディ滞土録』『春になったら苺を摘みに』のこと)
異国の人、異文化の人と暮らすのは、確かに驚きや戸惑いがあるんでしょう。
(あまり実体験として持ちあわせていないので、あえて仮定法)
でも、よく考えたら、一応「同じ国・文化」の人ってことになっていても、
1人として「同じ人」はいない。
「自分でない人」と暮らす、という意味では、
程度の差はあれ、同一線上のことなのかなーと、思う。
いや、この本を読んで、改めてそう思わされた。
トニーさんはいろいろ「発見」をするけど、
それが外国人だからなのか、トニーさんだからなのかは、線引きできないし、
小栗さんもそのへんごちゃごちゃのまま描いているところが面白い。
肩ひじ張らずに、自分のペースで接しているからこそ、
2人のバランスがよいんだろうね。
梨木さんの場合、本人が外国人だったけれど、
いずれにしても、異なものと交じりあうことは似ている(同じような心の過程をへる)と、感じた。
(04.05.18 日記より)