過去日記

<topへ>

2005
 08
 07
 05
 04
 03
 02
 01

2004
 12
 10
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01

2003
 12
 09
 08
 07
 06
 05
 04
 03
 02
 01

<topへ>

 

2004年10月14日(木) それにしても、熱燗が飲みたくなる(センセイの鞄)
川上弘美『センセイの鞄』読了。

こんな関係が、本当にあったらいいのにと、うらやましく思う。
しかしまた、本当にあったら、たいへんかもしれないとも思う。

人が、人として、なにか物理的なところを超えたところで、
通じ合っているという感覚。
通じ合うというより、感じ合うという方が近いか。

最終形として、「正式なおつきあい」をすることになっても、
男と女を意識するようになっても、
やはりそういったものを超えたところに、
二人の意識があるのだろうと思うのだ。


*****
読み終わったのは、本当はもう2週間くらい前なのだ。
小学校に、「初めての感動を大切に」が口癖の教師がいたが、
「新鮮な感動も大切に」と思う今日この頃。
読みたての勢いで書いてしまうのが、
なかなかに楽しいものだと、気づいたというのに。



2004年10月16日(土) 電話の気持ち

電話をするのは苦手だ。
とりたてて用もないのにかけるなんてできないし、
用事があっても、なんとかかけずにすむ方法はないかしらと思ってしまう。
(ついでに言えば、メールも苦手だ)

けれど、今日は違った。
会っていたときは、きちんとお祝いを言えなかったような気がして
なんとなく気持ちの高揚も手伝って、
すんなりと指が動いた。

おめでとうとありがとうをくり返すだけの、たいした会話じゃなく、
けれどそれだけで、向こうが喜んでくれたのもわかって、
うれしくて、うれしくて、あったかくなった。



2004年10月18日(月) 不等号の嘆き
似て非なるもの。
〈〉と<>。

不等号が、括弧になんてなりえないことくらい、
わかろうというもの。
素人なら別にいいけど、
それを扱うのを生業としている人ですら、
十中八九間違っているのは、なんで?



2004年10月31日(日) 平助、逝く
「新撰組!」とうとう油小路。
藤堂平助の最期。

だいたいにおいて、大河ドラマは歴史ドラマだから、
ストーリーはわかっている。
だから、油小路のことも、結末は知っていたわけで。

だけど。やっぱり悲しい。
中村勘太郎の藤堂平助は、平凡で、優しいやつ。
斬り込み隊長だったらしいけど、そんな雰囲気はなく、
どっちかというと後ろから尻尾振ってついてくるような感じ。
争いごとは避けたいっていつも思っている。

その平助がかつての仲間と今の仲間の狭間に苦しんで、
最期には自身の義を貫いて、絶対にかなわない相手に向かっていく。
このときの勘太郎の形相がすごい。まさに鬼の形相。
心が泣いている。

あまりに平助がぽーっとしていて、
頼りなさげでどうなのよ、って思う面もあったけど、
この最期のシーンを観れば、勘太郎しかできなかったと思えた。
さすが、歌舞伎役者。
どんなジャンルでも本物の役者はすごいものだと思ってるけど、
着物の所作とか、この表情や心の表し方は、やっぱりさすが。


話の中身はまったくダメダメだったけどね。。。
(頼むよ、三谷さん!)