11月29日

 pHを計ってみると、なんと7.7に下がっている。
さすがに、ここのところポリプのために餌を多めにあげていたので、水が汚れてしまった。 早速水替えをする。だけど前の水替えから2週間も経っていない、これは異常だ、何とかしなければ…
 「コモンケース」のポリプが上手く、着生してくれれば将来は隣の60センチの水槽をポリプ用にして90センチの方は、クラゲと魚だけにできるんだけど…ちょっとケースを揺らしてみる、やっぱりまだ着生していない。
本当はなるべく長い間、動かしちゃいけないんだろうけど、この誘惑にはなかなか勝てない。
 この「コモンケース」は、以前アフリカンシクリッドの「イエローピーコック」を飼っていたときに大活躍をしていました。マウスブリーダーと呼ばれるこの種類は、その名の通り口の中で卵を孵すんですが、そのためにメスは3週間ほど絶食する事になります。
ところがその間、狭い水槽の中だとオスにちょっかいを出されて上手くいかないので、普通メスが卵をくわえたら隔離して育てます。
 うちの「イエローピーコック」は何回産卵しても、もうちょっとで孵化すると言うところで、我慢できなくて卵を食べちゃってました。(飼い主に似るのでしょうか?)


11月26日

 昔使っていた「コモンケース」と言う商品名の小さな稚魚用水槽に、ポリプを根本からこそぎ取って入れる。少し大きめのを20匹くらい入れ海水を浅く入れて、エアレーションもせずにしばらく置いておくことにする。
 片手に虫眼鏡、片手にピペット(スポイド)、…俺って何者?


11月24日

 開いていた穴はますます大きくなって、ほとんどドーナツをペチャンコにしたような体型。
胃が1個無くなったせいか、ずいぶん小さくなったけど、元気に泳いでる姿は感動的ですら有ります。しかし生命力が強いのか弱いのか、本当に不思議な生き物です。
 ガラス面に、ついにポリプ発見!!
今までガラス面にブラインシュリンプがくっついていたのは、どうやら目に見えないほど小さなポリプが触手で捕まえていたみたいです。
 一見、カビのように見えるが虫眼鏡で見ると紛れもないポリプ。
水槽の下半分にしか付いてないので、やっぱり水替えの時に付いたのだろう、ブラインシュリンプの養分を吸収して、肌色(これは差別用語らしいので)→ペールオレンジに、うっすらと染まっている。


11月21日

 おっと!今日はちゃんと泳いでる。…がしかし「生殖巣」が1個取れて、おまけにそこに小さな穴が開いている。だけど何故か以前より元気に泳いでいるのはどうしたことだろう?


11月20日

 朝見てみると、この間セパレーターにくっついていた1匹が、又くっついてる。
これほど弱い水流でくっつくと言うことは、余程弱っているのだろう。
とりあえず、モーターを止めて泳ぎだしたのを確かめてから、モーターを入れて後ろ髪を引かれる思いで出かける。
帰宅して見ると案の定、又くっついている。
 おやっ、ガラス面に小さく動く物を発見!虫眼鏡で見ると、ポリプじゃなくてブラインシュリンプだった。残念!


11月19日

 昨日は気が付かなかったけど、メス2匹に付いてた卵が無くなっている。
水質の変化で離れやすくなるらしいので、一昨日の水替えの時に離れたのかもしれない。
 子供の虫眼鏡を借りて、水の中やガラス面をよーく見るが全然分からない、でもひょっとして着生してるかもしれないので、今日からしばらく水槽の中に直接餌を入れることにしよう。


11月17日

 何軒かホームセンターに入ったが、エーハイム用の16ミリのパイプが何処にも置いてないので、その内径のアジャスターも見つからない。
 やっぱり純正のエーハイムと、レイシーのパイプを使って工夫するしかなさそう。
スドーの入水パイプの16ミリ用をちょんぎって、もう1本のパイプに穴をあけて…まー、とにかく何とかなった。
 しかし、この水流方向だと第2パーテーションの水流はやけにゆっくりで、心配なくらいだけど一応、淀んではいないようなので、しばらくはこのまま様子を見ることにしよう。
ついでに半分水替えをする。このほうが作業もはかどるし…


11月16日

 朝起きて、心配しながら水槽を見る。良かったーっ、ちゃんと泳いでる。
餌も良く食べてるし、安心して仕事に出かける。
 夜帰宅すると、長男が「クラゲがペチャンコになってるよー」と言ってる。水槽を見ると、なんとオスの2匹がセパレーターに張り付いてもがいている!
慌ててモーターを止めると、1匹はすぐに離れていったが、もう1匹の方は口腕の付け根あたりがセパレーターから、なかなか離れない。
やっと離れたと思ったら、口腕の表面が溶けたのか、セパレーターに白い跡が付いている。
 昨日の水温のせいか、それとも水流が強すぎるのか?昨日のことは後悔してもしょうがないので、とりあえず水流を弱くする工夫をしよう。
 左から右に流れている水流を第1パーテーション内で、後ろから前に流れるように変えてみよう。…と言ってもホースにアジャスターを付けて、おまけに「出水パイプ」も、ちょっと短くしないと無理そう。
 明日は早く帰れそうなので、帰りに部品を探しに行こう。


11月15日

 お昼の2:00頃、外出から帰ってふと水温計を見ると…ん?な・な・なんと28度近くまで上がっている。
ひえ〜っ! どうして? クーラーの温度設定のダイヤルを見てみると、なんと32度になってる。たぶん朝の掃除の時に子供が頭か肩でダイヤルを動かしちゃったんだろう(我が家では休日の朝、食事の後かたづけの時に私が掃除機をかけて、子供達が雑巾がけをしています)ダイヤルを元に戻して、子供達に厳重注意!
 25度まで下がった頃には、もう日が暮れていた。氷を入れて急に下げるのも良くないと思ったけど、ちょっと時間かかりすぎか?
 それにしても「REI-SEA」のクーラー、性能は良いんだけどダイヤルが緩すぎる。(強く息を吹きかけると回っちゃいそうなくらい緩い)もうちょっと堅くするか、カチャカチャする負荷を付けてほしいものだ。
でも考えてみると、クーラーを使っている人って、ほとんどがオーバーフロー水槽で、下のキャビネットに収納して使ってるんでしょうね。
私の様に”ケチケチ大作戦”で、試行錯誤しながら使ってる人はあんまりいないんでしょう。
 心配したけど、餌はちゃんと食べてるのでとりあえず安心。


11月10日

 仕事の帰りに近くのホームセンターで「ブラックライト」を買う、20ワットなのに¥2200もする(1ワット当たり¥110?)2本買うつもりだったけど1本だけにしておく。
90p水槽用のライトは30ワットなので、となりの60センチ水槽のライトを借りて1本取り替えて早速点けてみる。
んー?全然変わらないぞーっ、 あっ!そうか…カーテンを閉めて部屋の電気を消すと、あーら不思議クラゲがブルーになって泳いでる。(落ち込んでいると言う意味ではありません)


11月9日

 いつもの月曜日よりも1時間早く起きて、昨日冷凍しておいたブラインシュリンプを解凍する。解けたのを確認してから、小さめのボールでクラゲをすくって大きめのボールに逆さまのまま移して給餌する。途中で海水を足して酸素補給、ある程度餌が無くなるまでには、かなり時間がかかりそうだ。あわてて他に3個ボールをかき集めて、のこりの3匹は一度に給餌する。その間に自分も摂餌、もとい、朝食。
 クリルを指でつぶし粉末にして与えると、傘の動きが俄然早くなる。人間にとってもいい匂いだもんねー。

 さて、ココで「ネタばらし」をします。
前々から、クラゲの飼育に成功したら飼育方法をホームページで公開しようと漠然と思っていた私ですが、思いがけず急転直下クラゲが手に入り嬉しい反面、不安と試行錯誤で悪戦苦闘の日々です。タイトルに「あなたもミズクラゲを飼ってみませんか」なんて偉そうに書いちゃっていますが・・・冷静に考えてみると寿命1年〜長くても2年弱のミズクラゲをそろそろ寿命間近と思われるこの時期に飼い初めて、はたして、いつをもって成功・失敗と言えるのか!?
 考えていてもしょうがないので、成功しても失敗してもホームページを作ろうと思い、実は今日からこの日記を書き始めました(11月8日以前の日記も本当は今日書きました)
自慢じゃ無いけど小学生の時から絵日記を後でまとめ書きするのは得意でした。
しかし、余程印象的だったのか苦労もせずにすらすらと書き終わりましたが…
もし失敗しても又「タイドプール」さんで手に入る訳だし、それに「成功例」よりも「失敗例」の方が参考になることもあるし…ブツブツ


11月8日

 テニスで、くたくたになって帰ってきたら、留守番をしてた長男が「さっき昨日のビデオの人から電話あったよ、『クラゲさん入りました』って言ってたから間違いないよ」との報告。
うひょーっ!!待ってました。電話を入れて、さっそく出かける。

 遂に念願のミズクラゲが手に入った。
オス、メス2匹ずつ購入。しかもメス2匹は共に少しだけど玉子を付けている。初めての飼育で繁殖計画も経験できるとは、ラッキーだけどかなり不安だ。
普通、ミズクラゲの寿命は一年位で、水槽ではもっと短命らしいので、15センチ以上有るこの4匹はすでに寿命間近なのかもしれないけど、ポリプが残ってくれればめっけもの。
25度の水温を確認して15分程ビニール袋のまま馴染ませる(アクアリストにとって、一番長い時間)…よし15分経った。輪ゴムを取るのももどかしくクラゲを水槽に放つ。 お〜っ泳いだ泳いだ!長年の夢だったミズクラゲが自分の家の水槽で泳いでるーっ。さっそく今まで思い描いていた「ウイスキーのロックをちびちび飲みながらクラゲを眺める」というのを実行する。(今日は焼酎だけど)
うーん満足満足、じわじわと喜びが広がっていく。それにしてもこの泳ぎの優雅さは素晴らしい、芸術的だ!
ちょっとトイレに立ったすきに、家内と子供に席を取られてしまった、「わーっ」とか「綺麗きれい」とか言っていたが、2分もすると自分の席にもどってテレビを見始めた(まったくもって芸術が分からない連中だ)

それにしても「タイドプール・スズキ」は、私のような器具も餌も塩も買わない、いわゆる「金にならない客」に対しても、とても親切に対応してくれた。知らないことも色々教えてくれたし(さすがに詳しい)けっこう話し込んじゃったけど、その間に奥さんが納品書と領収書と封筒にクラゲのイラストを書いてくれていた。

タイドプール・スズキ

〒352 埼玉県新座市石神3−2−12
TEL 0424−74−5844  FAX 0424−74−6223


11月1日

 次男を連れて店を探しに出かける。 日曜日なので道はガラガラ、20分もかからずに目的地についた、看板を探して車でしばらくウロチョロするが無い。
 いったん車から降りて、住宅地の方に歩いていくと…あった、あった、有りました。普通の民家に「タイドプール スズキ」の文字。ゆるゆると近づいていくと(太田英明風)…確かに窓から水槽が見える。玄関先で小学生の男の子が2人遊んでいる、「こんにちはー」と声をかけると「こんにちは」「おかーさーん、お客さんだよーっ」と呼んでくれる。(やっぱりココの家の子達だ、なかなかしっかりしている) 奥から出てきたお母さん(若ーい)に「どなたのご紹介ですか?」と聞かれ「インターネットで見つけました」と答えるとなるほどーと言う顔、こういう客も結構いるのかもしれない。
 しかし、けっして広いとは言えないこの部屋に、水槽があるわあるわ。そして水槽の中には種類別に分けられたタコクラゲやカラージェリー、オーソドックスなモノから無色のモノ、斑点の付いてるモノ、そして見事なチョーLサイズまで、さすが「クラゲ専門店」。うちの子もびっくりした様子、あっちこっち覗き込んでる。 そのうちにご主人が水槽をいっぱい持って帰ってきた(またまた若ーい)。近々ミズクラゲも入荷する予定との事、入ったら連絡してくれるように頼み店をあとにする。今日は残念ながら目的のミズクラゲは居なかったけど、本当に「ミズクラゲを売っているお店」は実在した。ホッと一安心。


10月31日

 以前からの計画通り、近くのショップにセパレーターを買いに行く、さすが大型店!90センチ水槽用の45×45の1枚モノが、ちゃんと置いてある。しかも下の2つの角が丸く加工してある、たぶんNISSOのレギュラー水槽用にハンドメイドしたモノだろう。
 家に帰って合わせてみると案の定ピッタリ、文字通り「おあつらえ向き」だ、セッティングしてモーターを回す。
うーん、なかなかいい感じ。半分に仕切った右側クラゲが入る予定の第2パーテーションは、ゆっくりだが力強い水流が時計回りに動いている。
 これでクラゲが食べ残した餌はそのうちに第1パーテーションに行って濾過層に入る前に魚たちに食べてもらう仕組み。完璧だ!…俺って頭イイのかも?
 27度に設定していた水温をクーラーで24〜25度に設定し直してと、準備OK!!


1998年10月30日 (最初の日記です)

 一年ぶりにgooで「クラゲ」を検索してみる、なんと3372件もある。
頭の方から30〜40件ほど見て、その中の5〜6件眺めてみる。(いわゆるネットサーフィンっつーやつですか?)その中の2件、「海のはくぶつかん」−東海大学の学芸文化室水族課(謎だ!)−大山卓司さんのページと、水産庁中央水産研究所−豊川雅哉さんのページは、とても参考になる。「ミズクラゲの飼い方」なんて言うコーナーもあって、前に見たときから更新された感じはないけど、やはりちゃんと飼うのは相当難しそうだ。次にYahooで検索してみると、去年見たときには3〜4件しか無かったのに、今回は10件も有る。思った通り、お門違いなホームページも多いけど、中にちょっと気になるタイトルがある。
 「Soften jellyfish world」 どうやらこのホームページの作者は以前何かのホームページを公開していたが、とあるきっかけでタコクラゲを飼う事になり、クラゲの魅力に取りつかれ、以前のホームページを刷新した様子。
 なかなか良くできたページで、見やすいし写真も綺麗に撮れてるし、これからタコクラゲを飼ってみようと思う人には、格好のマニュアルになるだろう。
だけど俺が飼いたいのはミズクラゲなのだーっ。…なぬっ!クラゲ専門店!?…なぬっ!「タイドプールスズキ」!? 今まで、どこに行ってどういう方法でクラゲを採取したらいいかばかり考えていたのに、なんとこんなに近くに(埼玉県新座市)クラゲを販売している店があったとは。これぞ晴天の霹靂、「Soften」さん、ありがとう!


分からない言葉は、メニューの「ミズクラゲの一生」を見て下さい。