水槽を買うときは、エアーポンプ・底面フィルター・ガラス蓋・照明だけのセット販売が一番お得ですが、なかなかこういう組み合わせは置いていないので、お店の人に揃えてもらいましょう。
エアーポンプは「アデックス101(一口タイプ)」が良いでしょう。長く使ってても音が静からしいです。他にも音が静かなタイプは有りますが、やはり段々うるさくなってしまいます。
【45センチ水槽のセット例】
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一般的な底面式フィルターの場合、ろ過材には5〜10ミリのサンゴ砂を使いますが、クラゲ水槽の場合は3〜5ミリの
Sサイズの砂を使います。もちろん嫌気性バクテリアの巣にならないよう、少し薄く敷くのがポイントです。 サンゴ砂がSサイズなので、底面フィルターにストッキングを被せてフィルター内に落ちないようにします。 |
このシステムのセッティングの様子は、3/14〜21の飼育日記に書いています。費用など参考にして下さい。その他の備品はリンクコーナーに有る「クラゲ党」の「クラゲ党の備品」に詳しく書いてあります。
【ペットボトル式水槽のセット例】
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500mlのペットボトルを揚水パイプにかぶせます。ニッソーの揚水パイプはペットボトルのサイズと丁度合います。 ペットボトルの底にエアーチューブを通す穴(チューブのサイズに真ん中に1個)とエアーの抜ける穴を(底の周りの一番上になる部分に10個ほど)開けます。 後は水流の出口の穴(直径1センチ)を開けます。(黄色) |
かなり分かり難いのですが、ペットボトルの底と水面の間までスライド式の揚水パイプを伸ばすと気泡が下まで降りて来ないようです。
【60センチ水槽でのセット】
60センチ用底面フィルター(ニッソーのバイオフィルター60)を設置しても良いのですが、私は45センチ用の底面フィルター+30センチ用底面フィルターを2本併用設置する方法をお薦めします。(マミズクラゲのミカワヤさんの発案)
その場合、立ち上げパイプは2本共奥側に設置して、例えば左のパイプは右向きの水流にして右のパイプは前向きにすると、上から見て時計回りの水流が出来ます。(ペットボトル利用の場合も同じです)底面フィルターは左右に分かれているので、ろ過能力もUPするし後々のメンテナンスも楽になります。
ペットボトルを利用する場合は、45センチの図に比べて水面がかなり下がる計算になります。その方が潮垂れ(これは以外と面倒)の心配も無くて良いのですが、クラゲには水深が深い方が有利なのでペットボトルの設置を図より5センチほど上に設置して、根元の部分に短く切った透明厚手の水道のホースを被せ、上の図の水面の位置に合わせるよう工夫してください。
【水替え・掃除】
水替えは餌の量とクラゲの数にもよりますが、普通は2〜3週間に一度、半分〜3分の1の量を替えます、初めのうちはpH又は硝酸塩を計って目安にしましょう。
砂の目が詰まって水流が弱くなったらろ過材の掃除です、ついでに水替えもしましょう。
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底面フィルターは値段も安く濾過能力も高い優れ物ですが、二つだけ欠点が有ります。それは、1.苔が生えて汚れる、2.目詰まりし易い、と言う点です。しかし、コケは硝酸塩を吸収してくれますし、実際の海の中の状態も苔は生えてる訳ですから気にすることは無いんですが、見た目も悪いしその苔のせいでどうしても目詰まりし易いようです。 そこで、この「毒抜き棒」の登場です。 外部フィルターの吸水パイプにホースを付けて、水替えの時にろ過材の中をゆっくりと移動して塵や苔を掃除します。 魚がいるのでしたら、この作業は慎重に行って下さい。砂の中には白点虫などの原生虫がいますので、乱暴にかき混ぜると白点病などになりやすいです。 特効薬の硫酸銅を使うとクラゲは死んでしまいます。 ※図には書きませんでしたがストッキングをかぶせて下さい。 |
水槽の中を全部取って大掃除したくなっても、砂は少し残しておきます。サンゴ砂は捨てる飼育水の中で軽く洗う程度にしましょう。丁寧に真水で洗ったら、その後必ずトラブります。
大切なバクテリアを捨てるだけじゃなくて、死んだバクテリアのせいで急速に水質が悪化します。
【その他】
【セッティング】
水槽・濾過器などは、ぬるま湯で軽く洗います。サンゴ砂は一所懸命洗いましょう。
水槽の置き場所の条件は、涼しいところ、安定したところです。下駄箱の上に置いて扉が開かなくなる。なんて事がないように、とりあえず水槽を置いて水を入れ、確認しましょう。
45センチ水槽は水を入れると40キロ近くになります。水が入ったまま動かすと割れます!
海水を作る時は、予めポリタンクや蓋付きのバケツに1〜2日溜め置きした水道水を使います。私は薬品でカルキを抜くのは、緊急時以外なるべく避けています。
日本の近海の比重は平均すると1.024前後ですが、比重が高いと酸素の溶け込みが悪いので1.024未満に調整します。
(外部フィルターの場合は酸素が不足しがちなので、1.021位の方が良いかも知れません)
2個のバケツにコップで粉末の人工海水を入れてポリタンクの水を入れて良くかき混ぜます。比重が低ければ人工海水の素を足して1.024未満にしますが、冬場はお湯を足す必要が有るでしょうからコップの中に入れる人工海水の量は、季節によって若干違います。
海水が透明になったら少しずつ水槽に入れてサンゴ砂より水位が5〜6センチ高くなった頃、1度三角定規などでならして凸凹を無くします。その後真ん中にボウルを置いて、その中に海水を入れて砂が暴れないようにします。
ボウルを取り出し、砂の表面を修正してエアポンプを回せば完了です!
後はバクテリア待ちです、1ヶ月半〜2ヶ月で立ち上がります。「そんなに待てないよー」と言う人はバクテリアを入れて下さい。Dupla社のデュプラバクターはGood!
パイロットフィッシュを入れれば更に早まります。
セッティングが完了したら、バケツに海水を作り置きします。
(給餌の際に海水が少し減るので、水足し用です)
【水温】
「まずはお勉強です」のコーナーで20℃〜25℃がベストと書きましたが、上限は28℃までと思って下さい。(ミズクラゲの研究-安田徹著-によると7℃〜29℃の範囲で出現記録が有ります)
水槽は風通しの良い涼しい部屋に置いて下さい。夏場は部屋のクーラーを入れたり、冷却ファンを取り付けたり、アイスノンやペットボトルに水を入れて凍らせた物を浮かべる手も有ります。
冬場寒いようでしたらサーモスタット付きの水槽用ヒーターとを入れればOKです。その際ヒーターカバーを必ず被せて下さい。
底面式フィルターはモーターを使っていないので、夏場の水温を抑えるにはベストです。
上部式フィルターや外部式フィルターを使うと水温はどうしても2℃近く上昇してしまいます。