|
奏法解説
「『音楽』のことなら演奏家に、ましてや『奏法解説』は演奏者でないと書けないでしょう。しかし如何せんミュージシャンは字が書けないから…(そっっ(^_^;)、そんなことはないですが、文章を書くのは苦手だとおっしゃるミュージシャンは多いデス)」と言うのが現状のようです。 ともかく、「音楽内容を客観的に伝えるならそれを具体的に理解できるミュージシャンでないと語れない」という意見には賛成です。 ジャズの本場、アメリカではレナード・フェザーなど作編曲や演奏をプロとして演れるような人が「ジャズ評論家」と呼ばれています。プロである必要はない、演奏家として優れている必要はないと思います。ただ音楽の基本構造がわかっていること、演奏者の立場で見る目を持っていることは必要だと思います。それがないから「ご機嫌なソロである」とか「熱い演奏」とか「彼の心の風景を音にしたのだっ!」と抽象的な言い回しになるのでしょう。 「ソロがご機嫌」かどうかはリスナーが聴けばわかることです。
ピアニストの奏法解説は多く手がけました。 奏法の特徴を見出すことを目的に聴いていくと、そのピアニストの個性につながる「癖」が見つかります。
下の画像は「PIANOforte(リットー・ミュージック)」という、ピアノを弾く人のための雑誌に掲載されたものです。 読者が実際に弾いて、奏法の特徴を確認できるように、フレーズのいくつかを譜面にして説明しています。
|