かんたん連句

まず、初句、七七。次ぎの方が七七のあとに七五をつけて一句とします。その次の方が七五の前に七七をつけて一句とします。直前の方と同じ言葉は使わないようにしましょう。つまり一句の中で言葉が重複するのを避けて下さい。自分の句で重なるのはかまいません。先着を優先することにします。
(二〇〇二.七)
001 言いたかないけど言わずにおれぬ (とことこ)

001 言いたかないけど 言わずにおれぬ (とことこ)
002 去年の夏と 同じ愚痴 (かいげんじ)

003 暑い暑いと 女房も蝉も (風見鶏)
002 去年の夏と 同じ愚痴 (かいげんじ)

003 暑い暑いと 女房も蝉も (風見鶏)
004 脱いだ衣の シースルー (お藪)

005 隣の課長ピンポンしてる (寝人)
004 脱いだ衣の シースルー (お藪)

005 隣の課長ピンポンしてる (寝人)
006 ひとの振り見て 昼寝する (そうちゃ)

005 隣の課長ピンポンしてる(寝人)
006 とっくに過ぎてる昼休み(とことこ)

007 隣の机は何するひとぞ (とことこ)
006 ひとの振り見て 昼寝する (そうちゃ)

007 隣の机は何するひとぞ (とことこ)
008 柿食う客も客のうち (寝人)

009 何も買わずに 試食のコーナー (お藪)
008 柿食う客も客のうち  (寝人)

009 何も買わずに 試食のコーナー (お藪)
010 今日も涼みに百貨店 (はゆこ)

011 デパチカゆけば 腹が鳴るなり (sei) 
010 今日も涼みに百貨店 (はゆこ)

011 デパチカゆけば 腹が鳴るなり (sei) 
012 今朝の喧嘩で われひとり (そうちゃ)

013 家に帰って弁当開ける(とことこ)
012 今朝の喧嘩で われひとり(そうちゃ)

013 家に帰って弁当開ける (とことこ)
014 じゃこのおかしらにらまれた(寝人)

015 何もなくてと佃煮出して(とことこ)
014 じゃこのおかしらにらまれた(寝人)

015 何もなくてと佃煮出して (とことこ)
016 あついお昼の お味噌汁 (お藪)

015 何もなくてと佃煮出して (とことこ)
016 明日も来てねとお茶を注す (そうちゃ)

017 朝も早よから 一汗かいて (そうちゃ)
016 あついお昼の お味噌汁 (お藪)

017 朝も早よから 一汗かいて (そうちゃ)
018 冷えたビールの ためだけに (風見鶏)

019 潮来真菰で花摘む君と  (寝人)
018 冷えたビールの ためだけに (風見鶏)

019 潮来真菰で花摘む君と   (寝人)
020 針の筵に 座りたい  (たぷら)

021 癌に痩せゆく 妻見るよりも(風見鶏)
020 針の筵に 座りたい  (たぷら)

021 癌に痩せゆく 妻見るよりも(風見鶏)
022 夏でも太る ままでよい (お藪)

023 しわのかずだけ しあわせともに (sei)
022 夏でも太る ままでよい (お藪)

023 しわのかずだけ しあわせともに (sei)
024 不幸は忘れて置いてきた (とことこ)

025 胸の広さがうれしゅて泣ける (とことこ)
024 不幸は忘れて置いてきた (とことこ)

025 胸の広さがうれしゅて泣ける (とことこ)
026 どこを吸おうか 蚊が迷う (お藪)

027 峠の茶屋でけいことさゆり (寝人)
026 どこを吸おうか 蚊が迷う (お藪)

027 峠の茶屋でけいことさゆり (寝人)
028 呼ばれて顔出す ばばふたり (とことこ)

029 大枚はたき お座敷遊び (sei)
028 呼ばれて顔出す ばばふたり (とことこ)

029 大枚はたき お座敷遊び (sei)
030 なのにきがねの 隅の席 (かいげんじ)

031 今日は合コン高鳴る鼓動 (はゆこ)
030 なのにきがねの 隅の席 (かいげんじ)

031 今日は合コン高鳴る鼓動  (はゆこ)
032 さしみにかにみそ きいっぽん (たぷら)

033 ぼんとしょうがつ いっしょにきたよ (そうちゃ)
032 さしみにかにみそ きいっぽん (たぷら)

033 ぼんとしょうがつ いっしょにきたよ (そうちゃ)
034 会社寒くて家暑い (とことこ)

035 会社シベリア おうちは東京 (お藪)
034 会社寒くて家暑い (とことこ)

035 会社シベリア おうちは東京 (お藪)
036 勤務夏だけしてみたい (みや)

037 クーラー効いてるあそこのビルで (たぷら)
036 勤務夏だけしてみたい (みや)

037 クーラー効いてるあそこのビルで (たぷら)
038 恋のほてりをしずめたい (とことこ)

039 秋が来たのに まだ燃えている (かいげんじ) 
038 恋のほてりを しずめたい (とことこ)

039 秋が来たのに まだ燃えている (かいげんじ) 
040 散らせぬままの 大花火 (みや)

041 まつり夜店で 目と目があって (そうちゃ)
040 散らせぬままの 大花火 (みや)

041 まつり夜店で 目と目があって (そうちゃ)
042 ちょっとうつむき赤くなり (とことこ)

043 目刺し一匹コンロで焼けば (寝人)
042 ちょっとうつむき赤くなり (とことこ)

043 目刺し一匹コンロで焼けば (寝人)
044 西にひと捌け茜雲 (みや)

045 かならずかえると 出撃したに (そうちゃ)
044 西にひと捌け茜雲 (みや)

045 かならずかえると 出撃したに (そうちゃ)
046 トラ、トラ、トラを 黄泉で聞く (やうち)

045 雲の形は 大きなきのこ (おやぶ)
046 トラ、トラ、トラを 黄泉で聞く (やうち)

047 雲の形は 大きなきのこ (おやぶ)
048 光る稲妻 隠すへそ (おやぶ)

049 プールサイドに 寝そべるビキニ (とことこ)
048 光る稲妻 隠すへそ (おやぶ)

049 プールサイドに 寝そべるビキニ (とことこ)
050 どれが妻やら娘やら (寝人)

051 変わらぬ姿 永久に麗し (sei)
050 どれが妻やら娘やら (寝人)

051 変わらぬ姿 永久に麗し (sei)
052 それはわたしでございます (たぷら) 

053 生まれついての 駄洒落好きは (やうち)
052 それはわたしでございます (たぷら)

053 生まれついての 駄洒落好きは (やうち)
054 おあとよろしい落語好き (みや)

055 以前は真面目な 若者でした (おやぶ)
054 おあとよろしい落語好き (みや)

055 以前は真面目な 若者でした (おやぶ)
056 今じゃ都都逸 病みにつき (風見鶏)

057 落ちをつけなきゃ おさまらんねぇ (sei)
056 今じゃ都都逸 病みにつき (風見鶏)

057 落ちをつけなきゃ おさまらんねぇ (sei)
058 あの娘くどいた その日から (やうち)

059 なぜかにげられ さけられどうし (sei) 
058 あの娘くどいた その日から (やうち)

059 なぜかにげられ さけられどうし (sei) 
060 ネットでフォトまで 見せたのに (風見鶏)

061 三十路過ぎても まだ一人身か (そうちゃ)
060 ネットでフォトまで 見せたのに (風見鶏)

061 三十路過ぎても まだ一人身か (そうちゃ)
062 男嫌いの いなせ肌 (お藪)

063 若気の至りが ほんとになって (かいげんじ)
062 男嫌いの いなせ肌 (お藪)

063 若気の至りが ほんとになって (かいげんじ)
064 四十路間際に孫二人 (とうのじ)

065 十九で産んだ 娘も十九 (たぷら)
064 四十路間際に孫二人 (とうのじ)

065 十九で産んだ 娘も十九 (たぷら)
066 どっから見たって姉妹だわ (はゆこ)

067 たちいふるまい えがおのえくぼ (そうちゃ)
066 どっから見たって姉妹だわ (はゆこ)

067 たちいふるまい えがおのえくぼ(そうちゃ)
068 ねじりはじまき ぼんおどり(おやぶ)

069 恋に破れた 憂さをはらすか (風見鶏)
068 ねじりはじまき ぼんおどり (おやぶ)

069 恋に破れた 憂さをはらすか (風見鶏)
070 ここを先途と 蝉時雨 (みや)

071 鳴かぬ蛍が 身を焦がすなら (とことこ)
070 ここを先途と 蝉時雨 (みや)

071 鳴かぬ蛍が 身を焦がすなら (とことこ)
072 やいてこがれて 泣く私 (おやぶ)

073 欲しけりゃあげよと 思ったひとを (かいげんじ)
072 やいてこがれて 泣く私 (おやぶ)

073 欲しけりゃあげよと 思ったひとを (かいげんじ)
075 今じゃなくては ならぬひと (やうち)

075 おいも食べたの お腹がはって (おやぶ)
074 今じゃなくては ならぬひと (やうち)

075 おいも食べたの お腹がはって (おやぶ)
076 かしましい人 おとなしい (たぷら)

077 食べているとき 寝ているときと (とことこ)
076 かしましい人 おとなしい (たぷら)

077 食べているとき 寝ているときと (とことこ)
078 それ以外でも おしとやか (たぷら)

079 和服着付けに 生け花茶道 (そうちゃ)
078 それ以外でも おしとやか (たぷら)

079 和服着付けに 生け花茶道 (そうちゃ)
080 後は彼氏を 探すだけ (風見鶏)

081 籍もぬいたし 名前も変えた (やうち)
080 後は彼氏を 探すだけ (風見鶏)

081 籍もぬいたし 名前も変えた (やうち)
082 顔まで変えて 逃亡犯 (くふ)

083 足の長さは 変わらぬけれど (とことこ)
082 顔まで変えて 逃亡犯 (くふ)

083 足の長さは 変わらぬけれど (とことこ)
082 顔まで変えて 逃亡犯 (くふ)

083 足の長さは 変わらぬけれど (とことこ)
084 二重まぶたに 高い鼻 (くふ)

085 あの娘よい娘だ 好みのタイプ (やうち)
084 二重まぶたに 高い鼻 (くふ)

085 あの娘よい娘だ 好みのタイプ (やうち)
086 鏡覗いて あきらめる (たぷら)

087 秋風吹いて 夢見るロマン (くふ)
086 鏡覗いて あきらめる (たぷら)

087 秋風吹いて 夢見るロマン (くふ)
088 くえるマロンで ごまかした (とうのじ)

089 秋の夜長に くちびる寂し (風見鶏)
088 くえるマロンで ごまかした (とうのじ)

089 秋の夜長に くちびる寂し (風見鶏)
090 歯磨きミントの 香も悲し (かいげんじ)

091 口をゆすいで 歯無しに気づき (おやぶ)
090 歯磨きミントの 香も悲し (かいげんじ)

091 口をゆすいで 歯無しに気づき (おやぶ)
092 寝床をさがす 入れ歯かな (やうち)

093 若い娘の 歯茎がいいと (風見鶏)
092 寝床をさがす 入れ歯かな (やうち)

093 若い娘の 歯茎がいいと (風見鶏)
094 ぬめりからまる もろへいや (そうちゃ)

095 納豆なんかにゃ 負けてはおれぬ (たぷら)
094 ぬめりからまる もろへいや (そうちゃ)

095 納豆なんかにゃ 負けてはおれぬ (たぷら)
096 格が違うと 甘納豆 (とことこ)

097 助格揃って 納豆談義 (たぷら)
096 格が違うと 甘納豆 (とことこ)

097 助格揃って 納豆談義 (たぷら)
098 水戸のご隠居 渋い顔 (おやぶ)

099 ながのべんぴに頑張る朝も (とのじ)
098 水戸のご隠居 渋い顔 (おやぶ)

099 ながのべんぴに頑張る朝も (とのじ)
100 玉汗しぼる身の辛さ (やうち)

おまけ
001 いいたかないけど 言わずにおれぬ(とことこ)
100 玉汗しぼる 身の辛さ(やうち)