BGM「青葉の笛」
一の谷の 軍(いくさ)破れ
討たれし平家の 公達(きんだち)あわれ
暁寒き 須磨の嵐に
聞こえしはこれか 青葉の笛
更くる夜半(よわ)に 門(かど)を敲(たた)き
わが師に託せし 言(こと)の葉(は)あわれ
今わの際(きわ)まで 持ちし箙(えびら)に
残れるは「花や 今宵」の歌
一番は平敦盛
源平の一ノ谷の戦で討たれた弱冠一六才の笛の名手。
そのときに持っていた銘「小枝(さえだ)の笛」、通称「青葉の笛」
二番は平忠度
平忠度が討たれたときにえびらに結ばれていたと言われる一首。
「行(ゆ)き暮れて木(こ)の下蔭を宿とせば花や今宵の
主(あるじ)ならまし」
「わが師に託せし」・・は都を落ちる時に、
師、俊成に歌を託したといわれる。
千載和歌集にあるそれはまた別の歌です。
この歌をものとする、武人の生き方に思いを馳せて・・・しみじみ・・・。